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KINDLE BOOK

藤原 誠一 著『受験・学校選び』Kindle版 書影

受験・学校選び

元教室長が教える
後悔しない塾の決め方

Kindle版/2026年4月刊

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県央・県西の公立上位校と塾選び|厚木・大和・相模原・小田原は第2次選考まで見ると比率が3通り

県央・県西の公立上位校の塾選びの表。厚木・大和・相模原・小田原の第1次選考と第2次選考の比率、重点校とエントリー校の区分、態度3や特色検査1→2の変化を並べて示す。

この記事のサマリー

  • 厚木・大和・相模原・小田原の2026年度合格者は、どの学校もSTEPが最多で、臨海セミナーが続く
  • 県が公表した合格者に対するSTEPの割合は厚木約62%・小田原約63%、大和約46%・相模原約43%
  • 湘南ゼミナールは大和で42名を出し、臨海セミナーの47名に5名差。市内に校舎のない厚木は14名、小田原は7名
  • 選考基準は厚木4:6:2(第2次7:3:2)、小田原4:6:2(第2次8:2:2)、大和・相模原4:6:1(第2次8:2:2)。第1次と第2次の組み合わせは3通り
  • 塾の候補は4校とも第1がSTEP、第2が臨海セミナー。第3は大和・相模原が湘南ゼミナール、厚木が個別指導、小田原がオンラインと個別指導の併用
  • 臨海セミナーは4校の最寄り駅すべてに小中学部を置き、小田原の合格者は2024年27名から2026年44名に増えて過去最高

目次

  1. 2026年度の合格者数は4校ともSTEP・臨海セミナーの順で、大和では湘南ゼミナールが5名差に迫る
    1. 県が公表した合格者のうち、各塾の在籍者は何人か
    2. 厚木と小田原では、合格者の6割以上がひとつの塾に集まる
    3. 大和だけは2番手と3番手が5名差で並ぶ
    4. 2025年との比較では、小田原と大和で動きが大きい
  2. 大和・相模原は、第2次選考に進むと特色検査を2で数える
    1. 重点校の厚木・小田原、エントリー校の大和・相模原を横に並べる
    2. 厚木:第2次選考で態度を3で数える、18校で川和と厚木だけの配分
    3. 大和・相模原:内申が外れる段階で自己表現検査の重みが増す
    4. 小田原:単位制普通科の重点校で、特色検査2を第2次まで保つ
  3. 第3候補は、3番手の塾が市内に校舎を持つかで変わる
    1. 厚木高校の候補は本厚木駅の周辺に集まっている
    2. 大和高校の候補は、大和駅ではなく中央林間駅を起点に考える
    3. 相模原高校の候補は、相模原駅と上溝駅の両側から探す
    4. 小田原高校の候補は、県西に難関向けクラスが少ないことを前提に選ぶ
    5. 候補の順番と決め手を一覧にする
  4. 臨海セミナーは4校の最寄り駅すべてに小中学部を置き、小田原では合格者を1年で14名伸ばした
    1. 小田原は27名・30名・44名と伸び、県央3校は40〜50名台
    2. 難関向けの選抜クラスは本厚木・海老名・古淵・相模大野の4か所
    3. 本厚木・中央林間・相模原・上溝・小田原、4校の最寄り駅にある校舎
    4. 大和市と県西にESCがないことと、首位との人数差をどう受け止めるか
  5. 海老名・座間・綾瀬から厚木・大和・相模原のどれを受けるかを決める
    1. 態度評価が得意か、自己表現検査が得意かで選ぶ
    2. 競争率は大和1.31倍、相模原1.25倍、厚木1.21倍
    3. 海老名と座間にある教室は、3校のどれを選んでも使える
  6. 小田原を目指す県西の中学生は、平塚や海老名の難関向けクラスまで通うべきか
    1. 小田原市内で完結させる場合の組み立て
    2. 市外の難関向けクラスへ通う場合に測っておくこと
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ:県央・県西の上位4校は、選考の設計と通える校舎の両方で塾を絞る

「海老名に住んでいて、厚木・大和・相模原のどこを受けるか、まだ迷っています。志望校によって塾は変わりますか」。県央地域の中学2年生の保護者から、秋の面談の時期になるとよく届く相談です。小田原の保護者からは、少し形を変えて「難関向けのクラスまで通わせるべきか」と聞かれます。

先にお伝えすると、合格者を多く出している上位2社は4校で共通しています。学校ごとに変わるのは、3番目に挙げる候補と、第2次選考で何を重く見るかです。ここでは、令和9年度の選考基準と令和8年度の合格状況という県の資料を土台に、塾ごとの2026年度の人数と教室の場所を突き合わせていきます。私は神奈川の大手学習塾で教室長として、県内の上位校を目指す中学生の進路相談を長く担当してきました。数字をどう読むかも、その経験から添えていきます。

2026年度の合格者数は4校ともSTEP・臨海セミナーの順で、大和では湘南ゼミナールが5名差に迫る

答え:厚木・大和・相模原・小田原の2026年度の合格者数は、4校ともSTEPが最も多く、臨海セミナーが2番目です。県が公表した合格者に対するSTEPの割合は厚木約62%・小田原約63%、大和約46%・相模原約43%です。大和では湘南ゼミナールが42名を出し、臨海セミナーの47名と5名差で並びます。

4校は横浜・川崎・湘南・三浦半島の外側にある県立の上位校で、厚木と小田原が学力向上進学重点校、大和と相模原が同エントリー校です。まず、合格者がどの塾から出ているかを1つの表にまとめます。

県が公表した合格者のうち、各塾の在籍者は何人か

厚木・大和・相模原・小田原の塾別合格者数(2026年度・各社公式)と、県公表の合格者数に対する割合
高校名 県公表の合格者数(令和8年度) STEP 臨海セミナー 湘南ゼミナール

カッコ内は、県の合格者数を分母にした割合の目安です。数え方は3社で揃っておらず、STEPの人数は3月11日15時30分現在のもの、湘南ゼミナールの学校別の人数は合格実績ページの画像に載っているものです。出典:神奈川県教育委員会「令和8年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等の合格者数及び二次募集について」別紙4/STEP「2026年度 公立高校合格実績」/臨海セミナー「高校入試 合格実績」/湘南ゼミナール「高校入試の合格実績」(2026年9月時点)

表を横に読むと、人数の多い順はどの学校もSTEP、臨海セミナー、湘南ゼミナールです。縦に読むと差が見えてきます。首位に集まる割合は学校によって20ポイント近く開き、3番目の塾の人数は1桁から40名台までばらつきます。

厚木と小田原では、合格者の6割以上がひとつの塾に集まる

厚木の合格者359名のうち221名、小田原の319名のうち200名がSTEPの在籍者です。連続首位の年数は、STEPの合格実績ページで厚木が26年、小田原が21年と表示されています。重点校の2校では、合格者の6割以上が1つの塾から出ていることになります。

小田原では、STEPの難関校向けクラスであるHi-STEP小田原スクールが、小田原高校と同じ城山地区にあります。厚木では、Hi-STEP厚木スクールが本厚木駅に近い中町に置かれています。高校の近くや、生徒が集まる拠点駅に難関向けの教室を構えていることが、この集中の背景にあります。

大和だけは2番手と3番手が5名差で並ぶ

大和の内訳を見ると、279名の合格者に対してSTEP127名、臨海セミナー47名、湘南ゼミナール42名です。STEPは大和でも37年続けて全塾中の首位と公式サイトで示していますが、占める割合は約46%で、厚木や小田原より20ポイント近く低くなります。

そのぶん、2番手と3番手が接近しています。臨海セミナーと湘南ゼミナールの差は5名で、2社を合わせた89名は大和の合格者の約32%にあたります。教室の数も近く、大和市内の小中学部は臨海セミナーが4校舎、湘南ゼミナールが4校で、STEPは6スクールです。3社とも市内に教室を持っていることが、合格者の分かれ方にそのまま表れています。

2025年との比較では、小田原と大和で動きが大きい

3社の合格者数 2025年度→2026年度(各社公式発表。前年の数値が掲載されていないものは「―」)
高校名 STEP 臨海セミナー 湘南ゼミナール
厚木 229名→221名 ―→54名 ―→14名
大和 118名→127名 ―→47名 ―→42名
相模原 129名→120名 ―→42名 24名→26名
小田原 185名→200名 30名→44名 ―→7名

前年の人数は、STEPが2025年度の合格実績ページ、臨海セミナーと湘南ゼミナールが今年の実績欄に添えられた前年値から拾いました(2026年9月時点)。

増え方が目立つのは小田原です。STEPが15名、臨海セミナーが14名増え、上位2社がそろって前年を上回りました。大和ではSTEPが9名増えています。一方、厚木と相模原ではSTEPが前年より8名・9名少なくなりました。

こうした増減には、その年に各校を受けた人数や、教室にいる中3の人数も影響します。単年の数字だけで塾を比べるより、何年か続けて見たときの流れと、通う予定の教室で同じ高校を目指す仲間が何人いるかを確かめるほうが、判断を誤りにくくなります。

大和・相模原は、第2次選考に進むと特色検査を2で数える

答え:第1次選考の比率(内申:学力検査:特色検査)は、厚木と小田原が4:6:2、大和と相模原が4:6:1です。第2次選考は厚木が学力検査7:態度3:特色検査2、大和・相模原・小田原が8:2:2で、大和と相模原は第2次選考で特色検査の比率が1から2に上がります。4校とも重点化はなく、第1次と第2次の組み合わせは3通りに分かれます。

特色検査は4校とも、18校で共通の自己表現検査(60分)です。それでも、第1次選考だけを見て「似た入試」と判断すると、第2次選考で重みが変わる部分を見落とします。まず4校の数字を並べます。

重点校の厚木・小田原、エントリー校の大和・相模原を横に並べる

厚木・大和・相模原・小田原の選考基準(令和9年度)と合格状況(令和8年度)
項目 厚木 大和 相模原 小田原
県の指定 重点校 エントリー校 エントリー校 重点校
第1次選考(内申:学力:特色) 4:6:2 4:6:1 4:6:1 4:6:2
第2次選考(学力:態度:特色) 7:3:2 8:2:2 8:2:2 8:2:2
重点化 なし なし なし なし
募集定員 359名 279名 279名 319名(単位制普通科)
受検者数 443名 368名 350名 366名
競争率 1.21倍 1.31倍 1.25倍 1.14倍
最寄り駅 小田急 本厚木駅 徒歩約20分(バス約7分) 東急 つきみ野駅 徒歩7分/小田急 中央林間駅 徒歩12分 JR上溝駅 徒歩約15分/JR相模原駅 徒歩約20分 小田原駅 西口から徒歩

出典:神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査」/同「令和8年度…合格者数及び二次募集について」別紙4/同「学力向上進学重点校および学力向上進学重点校エントリー校における特色検査」/厚木高校・大和高校・相模原高校・小田原高校の各「アクセス」(2026年9月時点)。受検者数には、2月17日の本検査と追検査の両方を含めています。

県の合格状況の集計では、厚木と大和が「県央」、相模原が「相模原」の区分に入り、小田原は単位制の学校として別の表に載ります。「神奈川の学習塾をエリア別に見る」では厚木・大和・相模原を県央・相模原エリア、小田原を中・県西エリアに分けていますが、この記事では、横浜・川崎・湘南・三浦半島の外側に立つ重点校とエントリー校の4校として、まとめて扱います。

厚木:第2次選考で態度を3で数える、18校で川和と厚木だけの配分

厚木の第1次選考は4:6:2です。18校のなかで同じ比率を採るのは、湘南・横浜緑ケ丘・多摩・厚木・小田原の5校です。特色検査が合計12のうち2を占めるので、自己表現検査の出来は第1次選考の6分の1に効きます。

厚木の特徴がはっきり出るのは第2次選考です。学力検査7:主体的に学習に取り組む態度3:特色検査2で、合計12のうち4分の1を態度の評価が占めます。態度の評価は、中学3年生の各教科の観点別学習状況から点数化されます。18校で態度を3で数えるのは、川和と厚木の2校だけです。川和の第2次選考の読み方は「横浜西部・北部の公立上位校と塾選び」でも扱っています。

第2次選考では内申の評定が計算から外れますが、厚木では態度の評価という形で、日ごろの授業への向き合い方がもう一度数えられます。提出物、授業中の取り組み、実技教科の課題まで含めて、中学3年生の1年間を崩さないことが、第2次選考への備えになります。

大和・相模原:内申が外れる段階で自己表現検査の重みが増す

大和と相模原の第1次選考は4:6:1で、18校で最も多くの学校が採っている配分です。特色検査は合計11のうち1で、約9%にとどまります。

ところが第2次選考は8:2:2です。特色検査が合計12のうち2になり、割合は約17%と倍近くに上がります。18校で第2次選考の特色検査の比率が第1次より上がるのは、横浜平沼・大和・相模原の3校だけです。横浜平沼の比率の組み立ては「横浜東部の公立上位校と塾選び」で確認できます。

第1次選考の比率だけを見て自己表現検査を後回しにすると、第1次でわずかに届かなかったときに、いちばん重みが増す部分で準備不足が表に出ます。比率1の学校で特色検査の準備をどこまで進めるかは、「横須賀三浦・鎌倉の公立上位校と塾選び」でも考え方をまとめています。大和・相模原を受けるなら、中学3年生の秋までに60分の検査の答案の形式を一通り経験しておいてください。

小田原:単位制普通科の重点校で、特色検査2を第2次まで保つ

小田原は4校のなかで唯一の単位制普通科です。県の選考基準でも合格状況でも、単位制の学校の欄に載っています。第1次選考は厚木と同じ4:6:2、第2次選考は8:2:2です。

特色検査の比率が第1次選考・第2次選考とも2のまま変わらない点が、小田原の特徴です。内申が外れる段階でも自己表現検査の重みが下がらないため、特色検査の演習は第1次選考のためだけでなく、合否の最後まで効く準備になります。令和8年度の競争率1.14倍は4校で最も低い値でしたが、合格者のなかでの順位を決める要素は減っていません。

第3候補は、3番手の塾が市内に校舎を持つかで変わる

答え:第1候補はどの学校もSTEP、第2候補はどの学校も臨海セミナーです。第3候補は、湘南ゼミナールが市内に校舎を置く大和と相模原では湘南ゼミナール、校舎のない厚木では個別指導、小田原ではオンラインと個別指導の併用になります。順番は入試の設計との合い方、通いやすさ、通塾以外の補い方の順で決めました。

順番を決める材料には、公式サイトで誰でも確かめられる情報だけを使いました。合格者数、コースの有無、教室の住所です。授業そのものの出来を比べたわけではないので、決める前には体験授業に足を運んでください。3社それぞれの成り立ちや規模を先に知りたい場合は、「神奈川で高校受験に強い塾」が入口になります。

STEPを4校とも第1候補にしたのは、合格者の割合が最も大きいことに加えて、特色検査の比重が大きい学校に合った準備の場を公式に用意しているからです。STEPは公式サイトのトップで「特色検査模試・特色検査講座」の実施を案内しており、厚木と小田原のように特色検査を2で数える学校、大和と相模原のように第2次選考で2に上がる学校のどちらにも対応できます。

厚木高校の候補は本厚木駅の周辺に集まっている

厚木高校は厚木市戸室にあり、学校公式の案内では本厚木駅から徒歩約20分、バスなら約7分です。高校へ向かうバスも本厚木駅の北口から出ているため、塾の候補も本厚木駅の周辺から探すのが基本です。

01

STEP(高校受験ステップ)

2026年度は221名が厚木に合格し、県の合格者の約62%にあたる。合格実績ページには26年連続の全塾中No.1と表示。厚木市内のスクールは4つで、難関校向けのHi-STEP厚木スクールが厚木スクールと同じ中町のビルに入る。

02

臨海セミナー

厚木の合格者は54名(約15%)。本厚木駅の北側に本厚木北校(徒歩7分)、南側に本厚木南校(徒歩3分)の小中学部2校舎を置く。本厚木南校のビルには選抜制のESC難関高校受験科と個別指導も入っている。

03

個別指導

厚木は第2次選考で態度の評価を3で数える。集団塾で5教科を進めながら、評定や提出物が崩れやすい教科だけを個別で立て直す使い方が合う。実技教科の課題の相談先にもなる。

厚木市内には湘南ゼミナールの教室がなく、厚木の合格者も14名にとどまります。第3候補を塾ではなく個別指導にしたのは、このためです。調査書の評定をどう点数化するかは「神奈川県の内申点・内申書」で詳しく説明しています。

大和高校の候補は、大和駅ではなく中央林間駅を起点に考える

名前から大和駅の近くにあると思われがちですが、大和高校は大和市の北端のつきみ野にあります。学校公式の案内では、東急田園都市線のつきみ野駅から徒歩7分、小田急江ノ島線の中央林間駅から徒歩12分です。塾を探す起点は、大和駅ではなく中央林間駅に置くと動線を組みやすくなります。

01

STEP(高校受験ステップ)

大和への合格は127名(県の合格者の約46%)で、37年連続No.1の表示がある。市内のスクールは6か所。中央林間駅の周りに、難関校向けのHi-STEP中央林間スクールと中央林間スクールが並ぶ。

02

臨海セミナー

大和の合格者は47名(約17%)。中央林間駅から徒歩2分の中央林間校に小中学部と個別指導が同じ階で入る。大和市内には大和・南林間・高座渋谷を含めて小中学部が4校舎あり、大和市役所前には個別指導の教室もある。

03

湘南ゼミナール

大和の合格者は42名(約15%)で、臨海セミナーと5名差。大和市内に中央林間校・大和校・鶴間校・桜ヶ丘校の4校があり、中央林間校は田園都市線の中央林間駅から徒歩5分と案内されている。

大和志望の場合、中央林間駅の周辺に3社がそろっています。3社とも合格者を出している以上、どこが上かより、その教室の中学3年生に大和志望が何人いて、第2次選考の特色検査2まで見据えた演習を組んでいるかを、体験授業のときに聞き比べてください。

相模原高校の候補は、相模原駅と上溝駅の両側から探す

相模原高校は相模原市中央区横山にあります。学校公式の案内では、JR相模線の上溝駅から徒歩約15分、JR横浜線の相模原駅から徒歩約20分で、どちらの駅からもバスが出ています。生徒は横浜線側と相模線側の両方から集まるため、塾も2つの駅の周辺から探すのが現実的です。

01

STEP(高校受験ステップ)

相模原には120名が合格し、割合は約43%。連続首位は24年と公式に掲げる。相模原市内のスクールは11と3社で最も多く、相模原駅の近くのHi-STEP相模原スクールと、上溝スクールが2つの駅の側にある。

02

臨海セミナー

相模原の合格者は42名(約15%)。相模原駅から徒歩3分に相模原校、上溝駅から徒歩3分に上溝校があり、高校の最寄り2駅の両方に小中学部を置く。市内の小中学部は6校舎で、ESC難関高校受験科は古淵校と相模大野校にある。

03

湘南ゼミナール

相模原の合格者は26名(約9%)で、2025年の24名から増えた。相模原市内に4校があり、横山校は相模原高校と同じ横山1丁目にある。相模原駅からはバスで向かう位置にある。

相模原志望では、自宅が横浜線側か相模線側かで、通いやすい教室が変わります。相模原市は南北に広く、橋本・淵野辺・古淵・相模大野からも相模原高校を受ける生徒がいます。高校に近いかどうかより、自宅と中学校から無理なく通えるかどうかを先に決めてください。

小田原高校の候補は、県西に難関向けクラスが少ないことを前提に選ぶ

小田原高校は小田原市城山にあり、学校公式の案内では小田原駅の西口から線路沿いに進み、坂を上った先にあります。県西地域は範囲が広く、足柄上郡や南足柄市、箱根・湯河原方面からは小田原駅に出るまでにも時間がかかります。そのうえ、難関校向けのクラスは多くありません。

01

STEP(高校受験ステップ)

小田原の合格者319名のうち200名(約63%)を占め、21年連続No.1と表示している。小田原市内には5スクールがあり、難関校向けのHi-STEP小田原スクールは小田原高校と同じ城山地区にある。

02

臨海セミナー

小田原の合格者は44名(約14%)。人数は2024年27名→2025年30名→2026年44名と推移し、公式サイトでは過去最高と表記。小田原駅から徒歩3分の小田原校と、鴨宮駅から徒歩1分の鴨宮校に小中学部を置き、鴨宮校には個別指導も入る。足柄上郡には新松田校がある。

03

オンラインと個別指導の併用

県西の山側や箱根・湯河原に住み、小田原駅前まで週に何度も出るのが難しい家庭向け。自己表現検査の演習量はオンライン講座で確保し、評定に不安のある教科だけ地元の個別指導で見てもらう組み合わせ。

小田原市内には湘南ゼミナールの教室がなく、小田原の合格者は7名です。市外の難関向けクラスまで通うかどうかは、この記事の後半で、判断の順番とあわせて整理します。

候補の順番と決め手を一覧にする

厚木・大和・相模原・小田原 志望校別の塾の候補
志望校 第1の判断軸 第1候補 第2候補 第3候補
厚木 特色検査2と第2次の態度3 STEP 臨海セミナー 個別指導
大和 中央林間駅周辺の教室と第2次の特色検査2 STEP 臨海セミナー 湘南ゼミナール
相模原 相模原駅・上溝駅から通える教室と第2次の特色検査2 STEP 臨海セミナー 湘南ゼミナール
小田原 特色検査2を最後まで保つ入試と県西の難関向けクラス STEP 臨海セミナー オンラインと個別指導の併用

判断軸と候補は、2026年9月に各社のサイトで確かめた人数・コース・教室の場所から置いています。授業の中身の優劣を示す表ではありません。

臨海セミナーは4校の最寄り駅すべてに小中学部を置き、小田原では合格者を1年で14名伸ばした

答え:臨海セミナーの2026年度の合格者は厚木54名・大和47名・相模原42名・小田原44名で、4校とも2番目です。小田原は2024年27名、2025年30名から44名に増え、過去最高と公式に発表しています。本厚木・中央林間・相模原・上溝・小田原と4校の最寄り駅すべてに小中学部を置き、ESC難関高校受験科は本厚木・海老名・古淵・相模大野にあります。

ここでは臨海セミナーだけを取り出し、人数の推移、選抜クラス、最寄り駅の校舎、足りない点の順に確かめます。

小田原は27名・30名・44名と伸び、県央3校は40〜50名台

54名

厚木への合格
(県公表359名の約15%)

47名

大和への合格
(県公表279名の約17%)

42名

相模原への合格
(県公表279名の約15%)

44名

小田原への合格
(2024年27名から増加)

臨海セミナーの県西地域の合格者数の推移(公式発表)
高校名 2024年 2025年 2026年
(参考)西湘 42名 46名 51名(過去最高)

臨海セミナーの合格実績ページより(2026年9月時点)。推移まで載っているのは小田原と西湘で、厚木・大和・相模原は2026年の人数だけです。他塾の人数はホームページやチラシ、電話などで確かめたと同社は説明しています。

小田原の伸びは、2025年から2026年の1年で14名です。同じ県西地域の西湘も2024年の42名から2年続けて増えており、県西の公立上位校から中堅上位校まで、臨海セミナーから合格する層が厚くなっている流れが読み取れます。

厚木・大和・相模原の3校は40〜50名台で、県が公表した合格者の15%前後を占めます。3校とも前年の人数は公表されていないため、増減は判断できません。1年分の比較に頼れない学校では、在籍する予定の校舎に、その高校を目指す中学3年生が何人いるかを直接たずねるほうが確かです。

難関向けの選抜クラスは本厚木・海老名・古淵・相模大野の4か所

臨海セミナーの選抜制コースであるESC難関高校受験科は、県央・相模原地域では4か所に置かれています。教室ページに表示されている対象学年は、教室によって違います。

  • 本厚木南校:本厚木駅から徒歩3分。2026年9月時点の表示は中2のみ。同じビルに小中学部と個別指導が入る(本厚木校)
  • 海老名校:海老名駅から徒歩8分。表示は中3のみ。小中学部・個別指導と同じビル(海老名校)
  • 古淵校:古淵駅から徒歩1分。中2・中3(古淵校)
  • 相模大野校:相模大野駅から徒歩3分。中2・中3(相模大野校)

厚木を目指す中学3年生なら、本厚木南校と海老名校のどちらでESCを受けられるかを、問い合わせの段階で確かめてください。特色検査を2で数える厚木では、選抜クラスで演習を積めるかどうかが、中学3年生の秋以降の準備の厚みを左右します。相模原・大和の生徒は、横浜線の古淵と小田急線の相模大野が選抜クラスの候補になります。

本厚木・中央林間・相模原・上溝・小田原、4校の最寄り駅にある校舎

臨海セミナーは、4校の最寄り駅すべてに小中学部を置いています。どの高校を目指す場合も、その高校の最寄り駅から教室を探し始められます。

4校の最寄り駅にある臨海セミナーの小中学部(2026年9月時点)
高校名 高校の最寄り駅 臨海セミナーの校舎 同じ建物の個別指導

出典:臨海セミナーの中央林間校・相模原校・上溝校・小田原校の各教室ページ(2026年9月時点)。大和高校のもう1つの最寄り駅であるつきみ野駅の周辺には、臨海セミナーの教室はありません。

同じ建物に個別指導が入っている校舎では、集団授業で5教科を進めながら、評定の低い教科だけを個別で補う組み合わせを、移動なしで組めます。第2次選考で態度を3で数える厚木では、本厚木南校のこの配置が生きます。大和の中央林間校も、小中学部と個別指導が同じ階にあります。

大和市と県西にESCがないことと、首位との人数差をどう受け止めるか

臨海セミナーを第1候補にしなかった理由もはっきり書いておきます。1つ目は、首位との人数差です。STEPとの差は、厚木で167名、小田原で156名、大和で80名、相模原で78名あります。とくに厚木と小田原では、合格者の6割以上がSTEPから出ている構図が続いており、臨海セミナーは2番手の位置にいます。

2つ目は、ESC難関高校受験科の場所です。大和市内にはESCがなく、中央林間駅から小田急江ノ島線で2駅の相模大野校が最も近い選抜クラスになります。県西地域にもESCはなく、小田原から通う場合は、東海道線の平塚北校か、小田急線の海老名校まで出ることになります。平塚北校の対象学年の表示は中2のみでした。平塚市内の教室の配置は「湘南地域の公立上位校と塾選び」で詳しく扱っています。

そのうえで判断の材料になるのは、ESCに通うかどうかより、在籍する小中学部の校舎から4校への合格者が毎年出ているかどうかです。4校の最寄り駅すべてに校舎があり、小田原では合格者を2年続けて増やしています。問い合わせのときは、校舎ごとの合格者数と、中学3年生のクラス編成を確かめたうえで比べてください。

海老名・座間・綾瀬から厚木・大和・相模原のどれを受けるかを決める

答え:海老名・座間・綾瀬に住む中学生にとって、厚木・大和・相模原の3校はいずれも通学圏に入ります。公立高校は1校しか出願できないため、第2次選考の設計が決め手になります。態度の評価に自信があるなら第2次選考で態度を3で数える厚木、自己表現検査が得意なら第2次選考で特色検査を2で数える大和・相模原が向きます。

県央の中ほどに住んでいると、3校のどれを選んでも通学の負担に大きな差が出にくく、志望校選びが最後まで決まらないことがあります。そういうときは、入試の設計のうち、学校ごとに違う部分から比べると判断が早くなります。

態度評価が得意か、自己表現検査が得意かで選ぶ

3校の第2次選考を、合計に占める割合に直すと次のようになります。

第2次選考の合計に占める学力検査・態度・特色検査の割合(令和9年度選考基準から算出)
高校名 学力検査 態度 特色検査
厚木(7:3:2) 約58% 25% 約17%
大和(8:2:2) 約67% 約17% 約17%
相模原(8:2:2) 約67% 約17% 約17%

厚木は態度の評価が4分の1を占め、学力検査の割合は3校で最も低くなります。授業中の発言や提出物、実技教科の課題まで評価が安定している生徒は、第2次選考でそれが点数として効きます。大和と相模原は学力検査が3分の2を占め、特色検査の割合が第1次選考の倍近くに上がります。当日の5教科と60分の検査で力を出し切るタイプの生徒に向く設計です。

第1次選考で見ると、厚木は特色検査を2で数える分、大和・相模原より自己表現検査の比重が大きくなります。第1次は厚木が特色検査寄り、第2次は大和・相模原が特色検査寄りと、段階によって向きが入れ替わる点も押さえておいてください。

競争率は大和1.31倍、相模原1.25倍、厚木1.21倍

令和8年度の競争率は、大和が1.31倍、相模原が1.25倍、厚木が1.21倍でした。競争率は、受検者数から受検後の取消者を除いた人数を、募集定員で割って出しています。大和は受検者368名に対して募集279名、厚木は受検者443名に対して募集359名です。

受検者の人数そのものは厚木が最も多く、競争率は大和が最も高い。どちらの数字も、その年に受検者がどこへ集まったかを示すもので、入試の難しさを直接比べる物差しではありません。3校で迷ったときの判断は、競争率より先に、前の項で見た第2次選考の割合に置いてください。模試の結果を志望校ごとにどう読むかは、姉妹サイトの「模試の判定の見方」も参考になります。

海老名と座間にある教室は、3校のどれを選んでも使える

海老名・座間・綾瀬に住む生徒は、志望校が決まる前から地元の駅で塾を選んでおけます。臨海セミナーは海老名校(小中学部・ESC・個別指導)のほか、座間市内にさがみ野校・座間校・相武台前校・小田急相模原校、綾瀬市にライズモール綾瀬校を置いています。STEPは海老名市内にHi-STEP海老名スクールを含む4スクール、座間市内に3スクールを持っています。

海老名駅は小田急線・相鉄線・JR相模線が交わり、厚木へは本厚木方面、大和へは相鉄線や小田急線、相模原へは相模線で上溝方面に出られます。中学2年生のうちは地元の教室で5教科と内申の土台を固め、中学3年生の夏までに志望校を1校に絞る順番なら、途中で教室を探し直さずに済みます。

小田原を目指す県西の中学生は、平塚や海老名の難関向けクラスまで通うべきか

答え:小田原高校を目指す県西の中学生は、まず小田原市内で準備を完結できるかを確かめます。STEPのHi-STEP小田原スクールは高校と同じ城山地区にあり、臨海セミナーは小田原校と鴨宮校に小中学部を置いています。市外の平塚や海老名の難関向けクラスへ通うかどうかは、中学2年生のうちに実際の通塾時間を測り、学年表示も確かめてから決めます。

小田原は、特色検査を第1次選考・第2次選考とも2で数える入試です。特色検査の演習をどこで積むかが、県西の中学生にとっての悩みどころになります。市内で完結させる場合と、市外まで通う場合に分けて整理します。

小田原市内で完結させる場合の組み立て

小田原市内の教室は、STEPが5スクール、臨海セミナーが小中学部2校舎です。STEPのHi-STEP小田原スクールは難関校向けのクラスで、高校と同じ城山地区にあります。臨海セミナーは小田原駅から徒歩3分の小田原校と、鴨宮駅から徒歩1分で個別指導も入る鴨宮校があり、小田原の合格者を2年続けて増やしています。

市内で完結させる場合は、集団授業で5教科と内申の土台を作り、特色検査の演習を別に確保する形になります。臨海セミナーは、臨海に通っていない中学3年生を対象に、特色検査に特化した「特色検査攻略ゼミ」を横浜本校で開いており、web会議アプリによるオンライン受講もできると案内しています(臨海セミナー「特色検査攻略ゼミ」、2026年9月時点)。県西から横浜まで通わずに、特色検査の演習だけを足す手段として知っておいて損はありません。

市外の難関向けクラスへ通う場合に測っておくこと

市外の選抜クラスへ通う場合、候補は東海道線で5駅先の平塚か、小田急線の海老名になります。どちらも中学生が平日の夜に毎週通う距離としては短くありません。次の順番で確かめてから決めてください。

1

対象学年の表示を確かめる

臨海セミナーのESCは、平塚北校が中2のみ、海老名校が中3のみの表示だった(2026年9月時点)。通いたい学年で在籍できるかを問い合わせる。

2

平日の往復時間を実際に測る

部活動を終えてから授業に間に合うか、帰宅が何時になるかを、授業のある曜日と同じ時間帯に一度通って確かめる。

3

市内の選抜クラスと費用・時間を比べる

交通費と移動時間を、市内のHi-STEP小田原や小中学部の上位クラスと並べ、演習量の差に見合うかを家庭で判断する。

通塾にかかる費用を含めて比べる場合は、姉妹サイトの「大手塾の料金を比較する」で、集団塾の授業料の目安を確認できます。中学2年生のうちにここまで確かめておけば、中学3年生の秋になって通い先を変える事態を避けられます。

よくある質問(FAQ)

Q. 厚木・大和・相模原・小田原へ、いちばん多く合格者を送り出している塾は?

2026年度は4校ともSTEPで、厚木221名・大和127名・相模原120名・小田原200名です。2番目は4校とも臨海セミナーで、厚木54名・大和47名・相模原42名・小田原44名でした。県が公表した合格者に対するSTEPの割合は、厚木と小田原が6割台、大和と相模原が4割台です。大和では湘南ゼミナールも42名を出し、臨海セミナーとの差は5名でした。人数は各社の公式発表によります。

Q. 内申が計算に入らない段階で、大和と相模原の合否は何で決まりますか?

学力検査を8、主体的に学習に取り組む態度を2、特色検査を2の割合で合計して決まります。第1次選考では特色検査を1で数えるため合計に占める割合は約9%ですが、第2次選考では約17%に上がります。18校のうち第2次選考で特色検査の比率が上がるのは、横浜平沼・大和・相模原の3校だけです。第1次選考で届かなかった場合に備え、自己表現検査の答案の形式は中学3年生の秋までに身につけておきます。

Q. 厚木高校の入試で、主体的に学習に取り組む態度の評価はどのくらい重いですか?

第2次選考で比率3です。厚木の第2次選考は学力検査7:態度3:特色検査2で、合計12のうち4分の1を態度の評価が占めます。18校で態度を3で数えるのは川和と厚木だけで、ほかの学校は2です。態度の評価は中学3年生の各教科の観点別学習状況から数えるため、提出物や授業への取り組みを含めて、実技教科も手を抜かないことが第2次選考の備えになります。

Q. 大和高校の最寄り駅は大和駅ですか?塾はどこで探せばよいですか?

大和駅ではありません。大和高校は大和市つきみ野にあり、学校公式の案内では東急田園都市線のつきみ野駅から徒歩7分、小田急江ノ島線の中央林間駅から徒歩12分です。塾は中央林間駅の周辺から探すと動線が組みやすく、STEPはHi-STEP中央林間スクールと中央林間スクール、臨海セミナーは駅から徒歩2分の中央林間校、湘南ゼミナールは中央林間校を置いています(2026年9月時点)。

Q. 小田原に住んでいて小田原高校を目指す場合、難関向けのクラスはどこにありますか?

小田原市内ではSTEPのHi-STEP小田原スクールが城山にあり、小田原高校と同じ地区です。臨海セミナーは小田原校と鴨宮校に小中学部を置いていますが、難関向けのESC難関高校受験科は県西地域になく、近いのは平塚北校と海老名校です(2026年9月時点)。臨海セミナーの小田原高校合格者は2024年27名から2026年44名に増え、過去最高と公式に発表しています。

Q. 小田原高校の合格者が2025年から大きく伸びた塾はありますか?

臨海セミナーとSTEPです。臨海セミナーは2025年30名から2026年44名へ14名増え、2024年の27名から2年続けて伸びて過去最高と公式に発表しています。STEPは185名から200名へ15名増え、21年連続で合格者数の首位と公式サイトで示しています。県が公表した小田原の合格者319名のうち、STEPが約63%、臨海セミナーが約14%です。数値は各社が公表したものです。

まとめ:県央・県西の上位4校は、選考の設計と通える校舎の両方で塾を絞る

答え:厚木・大和・相模原・小田原の塾選びは、第2次選考までの選考設計と、自宅から通える校舎の両方で絞ります。合格者数は4校ともSTEPが首位、臨海セミナーが2番目で、臨海セミナーは4校の最寄り駅すべてに小中学部を置き、小田原では2026年に44名と過去最高です。第3候補は大和・相模原が湘南ゼミナール、厚木が個別指導、小田原がオンラインと個別指導の併用です。

要点を振り返ります。

人数の順は、どの学校でもSTEPが最多、臨海セミナーが次、湘南ゼミナールが3番目でした。STEPが合格者に占める割合は、重点校の厚木と小田原で6割台、エントリー校の大和と相模原で4割台でした。大和では臨海セミナー47名と湘南ゼミナール42名が5名差で並び、湘南ゼミナールの人数は、市内に校舎があるかどうかでほぼ決まっています。

選考基準は、第1次と第2次を合わせると3通りです。厚木は第1次4:6:2で、第2次選考では態度を3で数えます。大和と相模原は第1次4:6:1で、第2次選考になると特色検査が2に上がります。小田原は単位制普通科の重点校で、特色検査2を第2次選考まで保ちます。

臨海セミナーは、本厚木・中央林間・相模原・上溝・小田原と4校の最寄り駅すべてに小中学部を置き、ESC難関高校受験科を本厚木・海老名・古淵・相模大野に構えています。首位との人数差と、大和市・県西にESCがない点は残りますが、小田原では合格者を2年続けて増やし、過去最高を更新しました。

塾を絞るときの3つの軸(志望校・学年・お子さんの性格)の使い方は、「藤原メソッド(塾選びの軸)」を読むとつかめます。4校は互いに離れた場所にありますが、どの学校でも同じ2社が合格者の上位を占めています。志望校を1校に決めきれない時期でも、自宅から通える校舎を先に選び、第2次選考の違いに合わせて準備の配分を変えていけば、志望校が動いても手戻りは小さく済みます。